民間資格は本当に転職で役立った?【SEO検定・MOS・Googleアナリティクス認定資格】

こんにちは、WEBディレクター職のパート勤務をしながら、WEB系の民間資格を1年間で3つ取得した みとか です。

パート期間中も正社員を志しており、いつか正社員になりたいと思ったとき、

パートでの実務経験だけでは、自分をアピールできない

そう思ったのが、資格取得を目指した最初のきっかけでした。

WEB系資格について検索すると、

民間資格なんて意味ないよ

という声をたくさん目にすることになりました。

資格取得の勉強に時間やお金をかけて、もし何の意味もなかったらどうしよう…と思いながらも、「やってみないとわからない!」と思い、チャレンジしました。

この記事では、私が取得した資格と、実際どう役立ったかをリアルにまとめていきます!

目次

私が資格を選ぶときに重視したポイント

私が資格を選ぶうえで、いちばん重視したのは「WEBスキルの底上げに繋がること」でした。

ただ肩書きになるだけの資格や、実務とかけ離れた内容のものを取っても意味がありません。
資格のための資格ではなく、学ぶ過程そのものが今の仕事や今後のキャリアに役立つものであることを大切にしました。

そのうえで、もし転職活動において“+αの武器”として評価されることがあるなら、それはラッキー!くらいの気持ちで受験する資格を選びました。

実際に取得したWEB系民間資格一覧

パートとしてWEBディレクター職を始めた頃、未経験の不安を少しでも減らすため、そして日々の業務理解を深めるために「学びの指針」として資格取得に挑戦しました。

“資格=就職のため”ではなく、「今の仕事にどう活かせるか」「学びが実務に役立つか」を重要視して選びました。
以下、実際に私が取得した3つの資格です。

SEO検定(1〜4級)

私はパート勤務で配属されたのが、SEOのプロが集まる専門部署でした。
ところが、SEO未経験の私は、最初の会議で完全に固まりました。

みとか

あまりにも専門用語が分からないのだが…?

そんな状態を打破したくて、独学で勉強を開始しました。
調べていく中で「SEO検定」が一番SEOに特化した内容だと感じ、挑戦することにしました。

実務で役立った点

・会議で飛び交う専門用語の理解がスムーズ
・副業ライティングの構成・キーワード設計にSEOの視点が加わった
なぜその記事が上位なのか?を分析する視点が持てた

転職に役立ったか

  • 「SEOの知識があります」と具体的に知識を持っている証明
  • 実務と資格がリンクしていたため、面接でも「SEOに強い人」として印象づけられた
  • 「実務+自主学習の意欲」が評価されやすかった

Google アナリティクス個人認定資格

ブログ運営のネタに悩んでいたタイミングで、パート先の先輩からこの資格を勧められました。
さらに、WEBディレクターやSEO職の求人を見ると「Googleアナリティクスの使用経験ありが条件に入っていることが多く、実務で使わなくても、理解だけでもしておこうと受験しました。

実務で役立った点

  • 実際の業務ではGoogleアナリティクスを使う場面はありませんでしたが、基本的な考え方や用語に慣れることができた
  • データの見方・捉え方の基礎がわかるようになった

転職に役立ったか

  • 面接では意外と一番話が広がった資格
  • 「実務では使っていないが、個人ブログで使っている」と伝えると、自主的に学んでいる姿勢が好印象だった
  • 「未経験でも自分でここまでやってるんですね」と前向きに捉えてもらえるきっかけに

MOS Excel 365 エキスパート

この資格は、パート先の上司に勧められて受験しました。
実は学生時代に「MOS Excel 2010 エキスパート」を取得済みだったのですが、Excelのバージョンが古かったので、改めて現行バージョンで再挑戦することにしました。

実務で役立った点

  • 学び直したことで「Excelってやっぱり奥が深い…」と再認識し、効率化を考えながら作業できるようになった
  • 機能の引き出しが増えたことで、自信と安心感が持てるようになった

転職に役立ったか

  • 面接で特別話題になることはなかったものの、「基本スキルは問題なし」と伝える材料にはなったと思う
  • 取得した3つの中では、知名度が一番高い資格だったため、ベーススキルの証明には◎

【私の見解】民間資格は無意味なのか?

民間資格が“意味のあるもの”になるかどうかは、結局「目的次第」だと思います。

転職が目的なら、

どんな会社に入りたいのか
どんな働き方を目指しているのか
面接官がどこに関心を持つのか

によって、資格の“有効度”は大きく変わります。

一方で、スキルアップが目的であれば、学びたい内容に合った資格を選び、知識の指針として活用することで、十分に意味あるものになります。

私の場合は、WEBスキル向上と、未経験からの職種転換が目的でした。

加えて、育児中ということもあり、

みとか

一生懸命仕事がしたいです!
これだけ努力できます!

という気持ちを伝えるツールとして、資格取得は“意欲”を買ってもらえるきっかけになったのかなと感じます。

正直、勉強しながら「これ意味あるのかな…?」と思ったこともあります。
しかし振り返ると、“資格そのもの”よりも、“資格取得のために積み上げた時間”が、自信と説得力になりました。

「勉強したことが少しずつ実務で腑に落ちる瞬間」や、「面接で“勉強したことのある内容です”と話せる安心感」を得ることができたため、私は資格を取得して良かったと思っています。

まとめ:「資格を取って良かった」と思える理由

正直、「この資格、本当に意味あるのかな…?」と不安になったこともありました。
実務で使わない知識をひたすら覚えていると「この努力は報われるのかな?」と迷う気持ちも出てきます。

でも結果的に、私にとって資格取得は「自信を育てるプロセス」でした。

勉強を重ねる中で、今の自分に足りないものや、得意だと感じることが見えてきたし、面接でも「こういうことを学びました」と伝えられることが、気持ちの支えにもなっていました。

転職活動では資格そのものが評価されたというよりも、
「知識を深めようとしている姿勢」「学んだことを実務に活かそうとした経験」が、転職活動でも仕事でも、じわじわ効いてきた感覚があります。

もちろん、受験料やテキスト代など、決して安くはありません。
しかし、私の場合は「自信」と「学ぶ習慣」が得られたことで、十分に価値があったと感じています。

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この記事を書いた人

新卒で10年勤めた会社を小1の壁で退職後、WEBスキルを学び、2024年にSEO検定1級を取得。

今はWEBスキルを高めるために奮闘中!

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