こんにちは、みとかです!
ついに……やりました!ウェブ解析士、合格しました!🎉

以前の記事で「テキスト分厚すぎ問題」をぼやいていましたが(笑)
コツコツ続けて、なんとか1ヶ月で合格までたどり着くことができました!

1ヶ月・40時間で合格!リアルな勉強ペース
勉強期間は約1ヶ月、合計で40時間ほどでした。
平日は1時間、週末は2〜3時間ほど主に問題集を中心に進めました。
最初は「本当に間に合うかな…」と不安もありましたが、
時間よりも「理解にどれだけ集中できるか」が大切だと感じました。
使った教材は主にこちらです👇
- 公式テキスト(PDF版)
- 公式の問題集
- Webサイトウェブ解析士合格レポさんの模擬テスト
テキストがPDFなので検索もできましたが、
調べながら理解するには、事前の知識が必須ということを改めて実感しました。
理解が必要だったポイントまとめ
ウェブ解析士の試験は、暗記よりも理解力勝負でした。
特にマーケティング理論とツール操作の分野が奥深かったです。
ここでは、私が「特に理解が必要だった!」と感じた内容をまとめてみます。
🔸GA4の「ファネルデータ探索」と「経路データ探索」
最初は似た名前で混乱しましたが、「どの視点でユーザーを追うか」が違うと分かってからスッキリしました。
- ファネルデータ探索:ゴール(購入などのコンバージョンに至る)までの到達率を段階的に分析
→決められた特定のルートのこと - 経路データ探索:ユーザーが辿ったサイト内の行動経路を“前後”で可視化
→コンバージョンに貢献したページの特定
この条件の場合、GA4のどのデータ検索レポートを使うかという問題は結構ありました。
レポートの意味を理解していないとこの2択で迷うことになるので、しっかり理解しましょう。
例題
「Aページ」→「Bページ」→「Cページ」→「資料請求ボタン」といった遷移をたどったユーザーを分析したい場合、正しいレポートはどれでしょう?
選択肢
1️⃣ ファネルデータ探索
2️⃣ 経路データ探索
この場合、正解は2️⃣経路データ探索です。
ファネルはあらかじめルートを設定して分析するのに対し、経路探索は“実際の流れ”を自由に追えるのが特徴です。
この違いを理解していないと、GA4問題では必ず迷います…!
🔸「パラメータ」と「カスタムイベント」の違い
これも最初はあいまいでしたが、整理するととてもシンプルです👇
- パラメータ:イベントの効果測定のための設定値
→どこから来た?を測るための情報 - カスタムイベント:自分で設定した「独自のイベント」
→何をした?を記録するための設定
たとえば「ボタンをクリック」だけではなく、「資料請求ボタンをクリック」など、
“何をクリックしたか”まで計測したいときにパラメータを使います。
例えばこんな問題があったとしましょう。
例題
お問合せ獲得が目的のとき、どの施策がコンバージョンに貢献してるか調べる方法はどれでしょう。
選択肢
1️⃣ パラメータを付与して、Googleアナリティクスで計測できるようにする。
2️⃣ Googleタグマネージャーで、Googleアナリティクスのカスタムイベントを設定する。
この場合、正解は①パラメータです。
どの施策経由で来訪したのかを特定するには、URLにパラメータが必要です。
一方、②のカスタムイベントは「どんなアクションをしたか」を計測するものなので、
イベントを設定しただけでは、流入経路までは分かりません。
逆に、もし問題文が
「どのボタンがクリックされたかを計測したい」
という内容であれば、正解は②になります。
このように、「パラメータ=流入経路」「カスタムイベント=行動内容」と整理しておくと、試験でも実務でも迷わなくなります。
テキスト持ち込みOKでも、理解してないと時間が足りない
ウェブ解析士の試験は、テキスト持ち込み可です。
最初は「調べながら受ければ大丈夫!」と思っていましたが、実際はそんなに甘くありませんでした。
なぜなら、検索しても“理解していないと選択肢が選べない問題が多い”からです。
そのため、テキストを読むときは「なぜそうなるのか」を常に意識することが大切でした。
これから受ける方へ:勉強時間より「理解重視」で!
ウェブ解析士の勉強は、最初はとっつきにくいですが、理解が進むほど“ビジネスの裏側”が見えてくる感覚があります。
私の場合は、
📅 勉強期間:1ヶ月
⏰ 勉強時間:合計40時間前後
📘 使用教材:公式テキスト+問題集+模試テスト
もしこれから受ける方がいたら、「量より理解」で進めるのがおすすめです。
GA4やGTM、マーケティングの基礎がつながってくる瞬間が、きっと楽しく感じられると思います。
まとめ:ウェブ解析士の勉強は「理解すればするほど楽しくなる」
ウェブ解析士の勉強を通して感じたのは、「知識を詰め込む資格」ではなく、“考える力”を鍛える資格だということでした。
最初は分厚いテキストに圧倒されましたが、マーケティングの理論やデータ分析の意味を一つひとつ理解していくうちに、仕事での数字の見方や、施策の考え方がガラッと変わりました。
GA4やGTMなどのツール知識も、「なぜそうするのか?」を理解してから触ると、驚くほどスッと頭に入ってきます。
実務でもすぐに活かせそうな内容ばかりで、勉強というより“投資”に近い感覚でした。
そして何より、「マーケティングの裏側が読めるようになる」のがこの資格の魅力です。
数字の変化やユーザーの行動データから、次の一手を考えられるようになる。
それって、どんな職種でも強みになりますよね。
これから受験する方は、「時間が足りない」と焦るよりも、“理解できた瞬間”を大事にする勉強法がおすすめです。
その積み重ねが、きっと合格にも、実務にもつながります。

