MOS Excel365 エキスパート攻略の道Part2【合格体験談:10年ぶりの更新】

こんにちは、みとかです。
先日MOS Excel365エキスパートに合格しました!

私は学生時代にMOS Excel2010エキスパートに合格していましたが、10年の事務職を経て再取得をしました。
この10年間で、Excelの新しい機能やテクニックを独学で学び続けてきましたが、公式な資格として再度取得することで、自分のスキルを客観的に証明したいと考えました。
また、再取得を通じて、自分の成長を実感し、さらなるスキルアップを目指すモチベーションにもなりました。

経緯・難易度はこちらからどうぞ↓

目次

試験会場は2種類

試験は全国一斉受験と随時試験があります。

  • 全国一斉受験︰全国30の会場で月に1〜2回開催されている。
  • 随時試験︰全国約1500の会場で※ほぼ毎日※開催されている。

※公式サイトに「ほぼ毎日」開催と記載されていますが、すべての会場でほぼ毎日試験を開催しているのではありません。都心でも「週に1回指定された時間のみ」の会場がありましたので、学習を始める前に最寄りの会場の開催日時、申込みは何日前までかを確認することをオススメします。

事務経験者が最短で合格するための学習方法

私はこちらのテキストを使用しました。構成はこのようになっています。

  1. 出題範囲1 ブックのオプションと設定の管理
  2. 出題範囲2 データの管理と書式設定
  3. 出題範囲3 高度な機能を使用した数式およびマクロの作成
  4. 出題範囲4 高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理
  5. 第1回模擬試験
  6. 第2回模擬試験
  7. 第3回模擬試験
  8. 第4回模擬試験
  9. 第5回模擬試験
oplus_34

①まずは出題範囲1~4をテキストを見ながら解く

このとき答えを見ながら解いてOKです。

習熟度の確認は各出題範囲の最後にある確認問題や巻末に付いている模擬試験で行うことができます。ここでは機能の確認が出来れば大丈夫です。

②出題範囲の最後にある確認問題を完璧になるまで繰り返す

出題範囲4まで終わったら、出題範囲の最後にある確認問題を完璧になるまで繰り返します。
4項目各7~10問程度なので2~3日で出来ます。

③そのあとはひたすら模擬試験

そのあとはひたすら模擬試験を繰り返し解きます。
私は第1~3回模擬試験を繰り返し9割程度取れるようになってから、第4回模擬試験を初めてやってみました。
このとき最低合格点と言われている70%に1問届かず…
届かなかった理由はスキルというよりは「問題文の解釈不足」でした。
問題の傾向を把握できていなかったことが大きな要因だと思います。

特徴的な問題の傾向

「設定しなくていい指定」と「設定しなければならない指定」

私がアレンジした例題は下記の通りです。

あなたは洋服店の受注情報を管理します。
シート「受注明細」の「利用金額」が「¥20,000」以下の場合は「会員名」を薄い緑色の背景色で表示されるように設定してください。
数値が変更されたら、書式が自動的に更新されるようにします。

上記のような構成の問題文が多く出てきます。
よく見ると②を作業するだけで①と③は特に設定をしなくても大丈夫です。
このような問題が続いたあとに下記のような問題が出ます。

あなたはあなたはテーマパークのチケット売上の分析をしています。
シート名「地域別」の【K4】を正しく修正し【K4:K10】にコピーしてください。
表の書式は変更しないようにします。

これまでの傾向を見て思わず①と③を無視してしまいそうですが…
③は「書式なし」を選択しなければ設定されません!
私はこの辺がひっかけだと感じました。

みとか

設定しなくていいことは問題文から省いてほしい…!

その他の問題の傾向

  • 1問の問題のボリュームが様々で、3クリック程度で答えられる軽い問題もあれば、関数を2つ使って設定を2つするといった重い問題もある。
  • フォントの色やデザインのスタイルなど、試験の趣旨に関係のなさそうなミスも不正解になる。 
    (「薄い緑」と指定されて「緑」を設定すると不正解、など)

模擬試験を繰り返し、問題の傾向を把握することは合格への近道です。

問題文はよく読みましょう

どのくらい出来るようになったら申込みするべきか

勉強前から申し込みをして学習スケジュールを立てるのもいいですが、MOS試験は受験料がなかなかお高いので合格出来る自信を得てから申込みをしたいですよね。

私は5つの模擬試験が9割以上取れるようになってから申し込みをしました。
試験当日までにすべての模擬テストでほぼ100点を取れるようにしました。
申し込みから5日後に受験し、1000点中918点という点数で合格しました。

学習時間は約1ヶ月

勉強しなかった日も何日かありますが、学習時間は平均して下記の通りです。

  • 平日は30分~1時間
  • 休日は最大3時間程度

学習時間でトータルで25~30時間ほど勉強したと思います。

私の勉強前の実力
  • VlookupやAVERAGEなど簡単な関数は使える
  • ピポットテーブルも使える
  • マクロは組めない

私は申し込みから5日で試験を受けることができましたが、新宿などの大都心でない限り申し込みから受験日まで10日は見ておいた方がいいと思います。

出題範囲を解き終えた段階で申し込みをするとちょうどいいかもしれません。

試験結果はその場で

私は近所のパソコンスクールで受験しました。

受験者は私一人でした。

間違えた問題の詳細は教えてもらえないので、配点なども謎なのですが、絶対に間違えている問題が3問、自信のない問題が3問はありましたので、この程度でも9割は取れるという参考にしてください。

試験結果はその場で出ます!
認定書はデジタルですが、点数の書いてある紙をもらいました。

まとめ:MOS Excel365エキスパート合格のポイント

  • 最新技術に対応:10年ぶりにMOS Excel365エキスパートを再取得し、最新のExcel機能を学習!
  • 効率的な学習法:模擬試験を繰り返し解くことで、問題の傾向を把握しよう!
  • 実務での活用:新しいスキルを日常業務に活かし、業務効率化を目指します!

MOS Excel365エキスパートの資格取得を目指す皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。


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この記事を書いた人

求人広告会社のSEOチームでアルバイトとして働く30代の2児の母。
新卒で入社した会社に10年勤めるも小1の壁で退職を決意。
「やりがい」と「ワークライフバランス」を追い求め、
32歳からWEB制作の学習を開始し、WEBディレクターとして就職しました!

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