「Web業界に興味はあるけど、何から始めたらいいかわからない」
「子育てと両立しながら本当にできるのかな…」
1年前の私は、そんな不安でいっぱいでした。
不安な中で、少しずつ手を動かし、 “今できること”をコツコツ積み重ねると

ちゃんと前に進めているかも!
と思うことが増えてきました。
このブログでは、私が完全未経験・育児中という状況から、Web業界への一歩を踏み出した体験談をまとめてみました。
使ったツール・スクール・AI・本もご紹介していくので、「これから始めたい!」という方のヒントになれば嬉しいです。
私がやったWeb系の勉強法
はじめはProgate・ドットインストール
最初に手をつけたのは、スマホでできる学習サービス「Progate」や、短い動画で学習の「ドットインストール」でのHTMLとCSSの学習でした。
特にProgateは、スライド形式でコードの基礎が学べて、「これなら私にもできるかも」と思わせてくれた大きな一歩でした。寝かしつけ中や、電車移動の合間にちょっとずつ。
寝かしつけてからは、夜な夜なドットインストールで動画学習しました。
1日10分でも「今日ちょっと進めた!」という小さな達成感があって、続けられました。
Webデザインスクール「famm」
その後、Webデザインスクール「famm」に参加しました。
ママ専用&在宅で受けられることが決め手でした。
HTML/CSSの基礎とFigmaを一通り学べたのは良かったですが、「それだけで仕事に直結するか」というと、ちょっと厳しいです。
結果的には「私、こういうの好きかも」と気づけたこと、そこから自分で調べて学ぶクセがついたのは大きな収穫でした。
しょーごさんのコーディング演習課題 全部盛り
同時期に購入したのが、しょーごさんのコーディング演習課題全部盛りです。
私は何の面識もないのですが、とにかくすごい方です!
当時私は職業訓練校に通うことが決まっていて、でもそれだけじゃ不安でした。
職業訓練校に通うまでの期間に安価で実践的な教材が欲しいと探して出会ったのがしょーごさんのブログでした。
しょーごさんの演習課題の何が良いって、プロのしょーごさんがコーディングの添削もしてくれるし、課題をオリジナル化してポートフォリオにも出来るということです。


私もこのサイトの前身である、HTMLで作った自己紹介サイトでは課題をオリジナル化したサイトを載せていました。



良かったら見て行ってください!
あさぎりやま水族館 ID:aqua
パスワード:aqua
職業訓練校 WEBサイト制作科
続いてお世話になったのが職業訓練校でした。
この3か月間のおかげで、Wordpressが使えるようになりましたし、HTMLやCSSだけでなく、Javascriptにも触れることができ、成長することができました。
職業訓練校についてはこちらの記事に詳しく書いているのでご覧ください↓


ChatGPTなどのAI
そして忘れてはならないのは、ChatGPTなどのAIです。
ほぼ恩師です!
コードを書くのは、最初、とても不安でした。
タグの使い方を忘れたり、エラーの原因がわからなかったり…。
そんな時に出会ったのがChatGPTです。
「<section>と<div>の違いって何だっけ?」
「フォームタグってどんな風に書けばいいの?」
そんな素朴な疑問も、やさしく・的確に答えてくれて、本当に心強い味方でした。
「人に聞くほどじゃないけど、検索してもピンとこない」
そんな“ちょっとした疑問”の積み重ねに、AIはめちゃくちゃ向いてるのです。
そしてなにより、メンタルの面でもたくさん助けられてきました。


AIは恩師であり、今では親友となっています…(笑)
やっぱり紙の本も便利
とはいえ、体系的に学ぶにはやっぱり紙の本も便利です。
私は図が多くて初心者向けのHTML/CSS本を1冊持っておいて助かりました。
ちゃんと頑張れば数日で終わらせることができます!
ワーママがWeb転職に向けてやってよかったこと
「未経験からWeb転職なんてムリかも…」と思っていた私ですが、
“できることを少しずつ形にしていく”ことで、ちゃんと自信がついてきました。
ポートフォリオを作って「見せられる実績」を可視化
最初は簡単な自己紹介サイトを作るところから始めました。
準備しなければならないのは、サイトとサイトに載せる作品です。
私はコーディング3つと、Photoshopで作ったバナーやLPを複数掲載しました。
具体的にはしょーごさんのコーディング課題オリジナル化や、スクールで作ったPhotoshopのバナーやLPなどです。
とにかく「手を動かしてみる」ことが大事だと実感しました。


※これは当時クラウドサービスに載せてたバナー
子どもが寝たあとの1時間。通勤中の10分。
本当に少しずつですが、毎日積み上げていくと1ヶ月後の自分がちゃんと変わってることを実感できました。
その変化が、ちょっとした自信につながりました。
自己分析で「自分の強み」を再確認
この記事を通して、改めて自分のキャリアを振り返るきっかけにもなりました。
私の場合は「課題解決力」や「学び続ける姿勢」が強みだと気づけて、
それを言語化していく作業がとても大切でした。



ちなみに、エージェントさんと話した時に「WebディレクターはWeb界の事務職みたいなポジション」と聞いて、なるほど!って腑に落ちたのも印象的でした。
まとめ:“できたこと”を数えて、自信に変えていこう
これまで書いたことは、今の仕事に就くまでの1年間の出来事です。
WEBデザイン、コーディング、Wordpress、ライティングなど独学し、その後の今の私はSEOを学んでいるので、本当にたくさんのことを学んだと思います。
スマホで検索しているだけじゃ自分に何が向いているか分からなかったので、色々なことをやってみて良かったと今思えています。
この2年、子育てしながらWebを学んで、正直思うように進めなかった日もありました。
でも、今振り返ると「ちゃんと前に進んでたな」と思えます。
Progateで初めてタグを覚えた日、ChatGPTに「それでいいよ」って言ってもらえた日、
ふと思い立ってポートフォリオを作ってみた夜。
小さな「やってみた」の積み重ねが、ちゃんと今の私を作ってくれました。
Webの世界は広くて、奥が深くて、でもちゃんと“入口”はやさしい。
もしこの記事を読んで「私もやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
できなかったことじゃなくて、「できたこと」に目を向けて、
自分をちょっとだけ肯定してあげる。
それが、ワーママの“次の一歩”につながるはずです。